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zoom RSS 秘宝館 鈴藤瑞樹さん御依頼分SS

<<   作成日時 : 2009/02/19 03:00   >>

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警察猫アルバートのぎょおむにっぽお

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−○○月○○日−
 カレンにゃんが鏡の前でしかめっ面をしていたにゃ、目を閉じているのに
心眼にゃ、オーマってスゴイ改めてそう思ったにゃ


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−○○月○○日−
 局長とカレンにゃんがお話してたにゃ、芽を開くタイミングがなんとかかんとか
ガーデニングかにゃ?


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「局長、お話があります」
「なんだカレンC級捜査官」

署の廊下、カレンは局長に声を掛けていた
本来であれば声を掛けるのを躊躇する雲の上の存在ともいえる上司だが、
状況はそうも言っていられない、他に相談できる相手がいないのだ、背に腹は変えられない

「折り入って御相談がありまして・・・」
「聞くだけは聞いてあげる」
「ありがとうございます、それで、ですね、その目を、開くタイミング・・・というものを」
「目?あなたに金の事を話した事があったかしら」

金とは察するに人名の様だが、カレンはその人物を知らないし、相談事の内容にも関係ない

「私が橙に属する者というのは、ご存知かと思いますが」
「そういえば、そんな設定もあったわね。ああ、なるほど惚れた男ができたのね、でも何故私に聞く?仲人でもしろと?」

橙に属する者において、その目を開くという事は、愛を誓う告白と同義とされる
それを相談するという事はカレンにしてみれば一大決心であったのだ
顔を真っ赤に染めるカレン
理解はしていても、改めて他人の口から出ると照れるものである

「いえあの、ミソッカ・・・レイカ捜査官がですね、局長の御義母上は、私と同じように目を閉じていたと言っていたので、橙でおられたのではないかと」
「義母・・・?ちょっとお待ちなさい、思い出すから」

こめかみに指を当て、圧縮してある記憶を探る、長く生きると昔の事を思い出すのも一苦労である
しかし一人の男の事は決して忘れない自信がある、という本人の談

「思い出したわ、そういえばあの人も橙だったわね、それで?」
「ですので、参考までにお話をと思いまして」

「知らないわよそんなこと、私自身は橙ではないし、当時の興味はそんなことに無かったしね」
「そう・・・ですか」

局長は少し顔をしかめた、嫌な事を思い出したという表情
カレンは局長の家庭事情を知らない、何か地雷を踏んだ気がした

「まあいいわ、そんなものは考える事ではないの、その時が来れば自然と身体が動くものよ」
「そう、でしょうか」

そういうものなのだろうか、と眉をひそめ一層悩む
カレンの閉じた瞳を真っ直ぐに見据えながら局長は話を続けた

「大体、男に弱みを見せてはダメ、男の方から泣いて懇願する位でないとね。弱みを見せてでも手に入れたい程、良い男なら別だけどね」

なんだか、いつもとは違うスイッチが入ったようだ
局長の変わった一面を見た事にいささか戸惑った

「そして私から言えるのは、チャンスを逃してはダメ、逃せばアナタは多分、一生後悔するわ」

局長は憂いを含み、溜息でもつきそうな表情をしていた
カレンにはその理由はわからないが、あまり続けてはいけない話題のようだ

「ありがとうございました、個人的な理由で御時間を頂き申し訳ありませんでした、それでは本官は業務に戻ります」
「ま、せいぜいがんばりなさい」


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−○○月○○日−
 この猫缶マジウマイ、ヤバイ
エナジーチューブ以外の食べ物もたまには良いにゃ


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今日は暇だったのでふと思いつき、以前古代人の店で摂取した、黒い固形物の再現を試みた
結果・・・
<黒い固形物>は再現できたが、味は似ても似つかなかった

「慣れない事はするものではありませんね」

エナジーチューブを噛み締めるカレンであった


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−○○月○○日−
 カレンにゃんが独りファッションショーをしていたにゃ、しかめっ面で
レイカにゃんが着てたのよりさらに布が多いにゃ
変態チックにゃ、ドキドキ


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「こ、これは・・・恥ずかし過ぎるです」

今日のカレンは古代人の服装についての考察中
あくまで調査の為であり、今は凍結されている親善大使の任が、再会した時の為であり
もし過去で生活する事になったら、さすがに古代人の服装を着用しなければならないんだろうな
などという練習などでは無いのだ、決して無いのだ

「ミソッカスはこんな格好に良く耐えられるものです、そういえば局長の過去の映像データも・・・」
おっとそこまでだ(AA略


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−○○月○○日−
 カレンにゃんは明日休暇だそうにゃ
やたら気合入ってるにゃ、過去でなんちゃらゆーヤツに会うらしいにゃ


///*///


−○○月○○日−
 休暇から帰って来たカレn


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「なにやってるですか」
「ぎにゃっ!?」

後ろから声をかけられ飛び上がるアルバート
日報の入力に夢中で、カレンが来ていた事に気付かなかったのだ

「業務日報ですか、なになに」
「あっ!あっ!ダメにゃ!プライバシーの侵害にゃ」

後ろからヒョイと端末を取り上げる
ぴょんぴょんと取り戻そうと飛び跳ねるが、いかんせん身長差がありすぎた

そんなアルーバトを無視して次々と端末の表示を切り替えていく
目を閉じているのに、未来のテクノロジーって凄い、改めてそう思った

「なんですか、これは」

まったく、とため息を付く

「なんで業務日報が私の事ばっかりなんですか、降格したいんですか?変態ですか?ん?どうしたんですか」

頭を抱えうずくまるアルバートだったが、お決まりのハリセンブラスターはいっこうにやって来なかった

「にゃ?叩かないにゃ?」
「いいから、入力し直すです局長に見つかったら降格ですよ?」

ぽかーんと口を開けて停止するアルバート
少し前ならしこたま叩かれるか、撃たれるかしてもおかしくない状況なのにもかかわらず

「カレンにゃん変わったにゃ、あのなんちゃらゆーヤツに会ってからにゃ、古代人に毒されたにゃ」
「ソンナコトハナイデスヨ?」

途端、顔を赤く染めてぎこちない口調になるカレン

「な、何があったにゃ!一体何が!?」
「何にもないです、いいからあなたは日報を入力し直すです」


///*///


---人は私が変わったと言う、自分ではよくわからない

---まだ良くわからない、この目を開くという事、変わってしまうことを受け入れるという事
---最近、あのミソッカスもどきはどんな顔をしているのかと考える
---何故か顔と胸が熱くなる
---かつて、見たくないものを見ない為に瞳を閉じた
---この瞳が再び開いたとき一番最初に見るもの・・・
---でもまあ、楽しみは後に取って置くのも良いかもしれません
---もう少しこのまま、この距離を楽しんでみましょう

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