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<<   作成日時 : 2008/11/22 23:40   >>

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新アイドレス用SS 試作第一稿
インスピレーションで打ってみました



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-ムラマサ-
刀匠・千子村正が拵えた作品の総称、主に日本刀
数々の逸話・噂を残すムラマサだが、近年になって疑問視する声が上がっている
伝説に謳われた、その切れ味を生み出すのは、刀身ではなく、使い手の技なのではないか?
と言う説である
膨大な資料、様々な伝承を元に調査・研鑽が行われ、そして確信した
受け継がれるのは製錬法や鍛冶の技術ではない
斬る為に編み出された斬る為の剣、その業こそを伝える鋼の系譜
身に付けた者が、ムラマサへ至ると

其は、時を越えここキノウツンにて現代へと蘇る


発行・土津恋書房  著・鱧野 月「すぐキレるわ刃物」より抜粋


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「うさんくSEEEEEEEE!!!!!てか、また土津恋書房!?」
「しかし、ムラマサについて書かれている書物が、他に無かったのであります」
読んでいた本から顔を上げ溜息をつく青狸と桜城の2人
「高原もなんでこんな所選ぶんだか、まあ街中で刃物振り回されても困るけど」
自分達のいる場所を見渡す、開拓が進んでおらず岩がゴロゴロしていて、人はおろか草木さえ疎らなだだっ広い荒野
「あの岩を斬ると仰いましたが、可能なのでしょうか?」
「うーん、剣術持ちって言っても、白兵評価って岩にも通用するのかしら」
自分の何倍もある大きな岩を前にたたずむ高原、刀を構えたまま、かれこれ2時間になる
「ねー!そろそろ帰ろうよー!あんまり帰りが遅くなって火焔に疑わ…心配かけたくないんだケドー」
返事が無い、ただの鋼のようだ
「ホントにやる気なのかな」
殺気も雑念もない、穏やかで静かな顔をしている
少なくとも、これから岩を斬ろうとする人間の顔ではない
「いざとなったらコレで・・・権〜威の〜メ〜イ〜ス〜」
ピッコピッコとメイスを振る青狸
「アレ?始めるみたいですよ」

高原がようやく動き出した
何の変哲も無い下段の構えから、斜めに振り上げる一閃
居合いのような速度で斬る技ではない、むしろ動きは遅過ぎる様に感じる
すると驚くべき事に、刃はゆっくりと岩に吸い込まれ、バターにナイフを入れたかの様に滑って行く
刃が完全に通ると、岩は重力に引かれ地面へと落ち、砕けた
残った方の岩の断面は、滑らかを通り越し、磨かれた鏡の様で、とても斬撃に拠るものとは思えなかった
数秒の残心の後、日本刀を持った手を高らかに掲げ、吠える
「俺が!俺達が!ムラマサだ!」

高原の下へ駆け寄って抱きつく2人
「SUGEEEEEEEEEE!!斬っちゃったよ!これがムラマサか!」
「小生も!!小生もムラマサになりたいのであります!」
目を輝かせ興奮している桜城、鼻息が荒い、しかし
「残念ながら…桜城くん根源力が足りない」
ポムと高原に肩を叩かれ、膝を着いて泣き崩れる
「小生は…ムラマサになれない…or2」
「なあに頑張れば、そのうち着れる様になるさ」


こうしてムラマサは受け継がれていく・・・のか?

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